オープン市場

 

金融機関を主な取引参加者として金の貸し借りを行う市場である金融市場は、期間の長短によって短期金融市場(取引期間が1年以内の金融商品を扱う市場)と長期金融市場(同期間が1年以上の金融商品を扱う市場)に分かれ、さらに前者はインターバンク市場(参加者は銀行・証券会社等金融機関に限定)とオープン市場(金融機関の他、事業法人、公共法人等幅広い範囲)です。前者の代表はコール市場と手形売買市場で、後者は法人であれば参加可能で、CD(第三者に譲渡可能な預金証書である譲渡性預金)、債券現先(債券売買取引)、債券レポ(現金担保に債券を貸し借りする債券貸借取引)、CP(コマーシャルペーパー)、FB(政府短期証券)、TB(割引短期国債)、BA(輸出入業者等が貿易決済のために振出す期限付為替手形)を扱う市場です。CD市場は米銀によって導入された後1979年創設され、その方法は無条件売買(買い切り乃至売り切り)と条件付売買(CD現先)です。現先市場は債券、CD等を一定の期間後に一定の価格で買戻す又は売戻すことを予め取り決めた短期の資金の取引です。取引の収支尻は現先レートと表現される金利で計算され、売り方・買い方双方合意の上、一定期間の利回りを相場変動とは無関係に確定させ、売買形式ながら利子並びに当初売買と反対売買の単価差の組合せで一定期間の利回りを確定する仕組です。cp市場で取り扱われるコマーシャルペーパーは比較的大規模で優良な企業が短期資金の調達を目的として、マネーマーケットにおいて割引き形式で発行する無担保約束手形で、その対象は機関投資家です。

 

Comments are closed.